お久しぶりです。
今回の記事は、わたしがブログを更新しなかった理由について書いています。
結論から言うと、さらに自分を深く知るキッカケがあって、自分と向き合っていたからです。
自分と向き合うためには、たくさんの時間を要しました。
そのため、一旦ブログをお休みしました。
コツコツ書いてきたブログを止めてしまうことは、罪悪感・自分への不甲斐なさを感じました。
…しかし、結果的には良かったと思います。
なぜなら、整理できて前に進むことができたからです。
そして、自分のケジメとして残したいと思い、この記事を書くことにしました。
ありのまま書いているので、日記のような内容になってると思います。
ご了承ください。
この記事が、いま自分と向き合って、頑張っている方のお役に立てると幸いです。
ブログをお休みしていた理由
まずは、わたしがブログをお休みしていた理由についてお話します。
アダルトチルドレン(AC)に気付いた
ブログをお休みしていた理由は、自分がアダルトチルドレン(AC)であることに気付いたからです。
まず、アダルトチルドレン(AC)について簡単に説明します。
アダルトチルドレン(AC)とは子ども時代に親との関係で受けた心の傷が、現在の生きづらさやパーソナリティに影響している状態を指す言葉です。
引用元:© LITALICO Inc. https://snabi.jp/article/264
アダルトチルドレンには、さまざまなタイプや原因があるようです。
目に見えてわかりやすい虐待や育児放棄などの、機能不全家族と言われることだけが、必ずしも原因ではありません。
親が過度に厳しかったり、心配性だったり、期待したりなどの原因で、アダルトチルドレンになることもあるのです。
育った環境が、その人の当たり前のルールになります。
大人になってから、なんとなく生きづらさを感じる原因が、アダルトチルドレンだと気付くパターンも多いと言われています。
実際にわたしがこのパターンでした。
下記サイトにて、分かりやすく書いてあります。
リンクを貼り付けていますので、ぜひ参考に見てみてください。
毒親育ち、アダルトチルドレン…日本で急増する「生きづらさ」を感じる人の特徴https://diamond.jp/articles/-/276176
わたしは、生きづらさの原因が、HSPやエンパス・内向型の気質にあると思っていました。
しかし、アダルトチルドレン(AC)に当てはまる項目も多かったのです。
生きづらさの原因は、これらが複雑に絡み合っていたことに気付いたのです。
そこで、アダルトチルドレンについて学び、自分の過去と向き合うことに決めたのです。
次に、わたしがアダルトチルドレンだと思う理由を書いています。
アダルトチルドレン理由①自分より他人基準
「自分より他人基準である」
これも、アダルトチルドレン(AC)が関係しています。
例えば、このような特徴があります。
・素の自分を出せない
・他人の目や評価が気になる
・自分の気持ちが分からない
これは、相手によく見せたい、期待に応えたい、完璧にしなければという気持ちが根底にあるからです。
わたし自身、全て当てはまっており、長年この悩みを抱えていました。
親だけでなく、日常生活でも極度に緊張したり、完璧にしなきゃと思う場面が多かったです。
アダルトチルドレン理由②親が過保護すぎる
「親が過保護すぎる」
これも、アダルトチルドレン(AC)になる要素です。
・過剰な子供扱い
・心配しすぎる
・期待しすぎる
思い返せば、わたしの親はこれら全てに当てはまっていました。
幼い頃から育ってきた環境が、その人の当たり前になり基準になります。
周囲の家庭環境は、外からだと分かりません。
大人になり、さまざまな人と出会い、さまざまな当たり前を知って、自分の基準は少し違うのかも…と気付けるようになるのです。
アダルトチルドレン理由③親からの押し付け
「親からの押し付け」
これも、アダルトチルドレン(AC)になる要素です。
「押し付け」は、価値観や行動や態度や言葉など、さまざまな形で表れます。
たとえば、わたしの経験で言うと
・綺麗好きすぎて、毎日ダメ出しされる
・ケンカしたら、謝っても数日許してもらえない
・不機嫌、心配などの感情をむき出しにしてくる
・意見が合わないと、論破否定から入る
これら全て、さまざまな形に変えた「押し付け」だと思うのです。
しかし、親でも一人の人間。
たとえ大人でも、自分と他人を切り離して考えることができない人は、無意識の間に押し付けを発動させてしまいます。
「こうなって欲しい」「なぜ分かってくれないのか」と押し付けてしまうのです。
子供が苦手な原因もアダルトチルドレンにあった
実は、わたしは子供が少々苦手なのです。
子育てに関しても、このような考えがありました。
・子育ては大変なもの
・人を育てる自信がない
このような考えの原因は、アダルトチルドレン(AC)にありました。
なぜなら、親が楽しそうに子育てする姿を見ていないからです。
いつも疲れきって大変そうでした。
また、自分が親のように、心配しすぎたり期待しすぎたりするかもしれないと怖かったのです。
子供が苦手なわたしは、母性をなくして生まれてきたのだと心底思っていました。
しかし、違いました。
ただ、アダルトチルドレン(AC)が原因で、子供に対して消極的なだけだったのです。
自分が親になる前に本質に気付くことができて、本当に良かったと思います。
アダルトチルドレンを克服するために行った3つのこと
自分がアダルトチルドレン(AC)ということに、とても衝撃を受けました。
身近な親が、まさか生きづらさの原因になっていたなんて…信じられないですよね。
なので、時間をかけて理解する必要があると思ったのです。
次は、アダルトチルドレン(AC)を克服するために行った3つのことを書いています。
アダルトチルドレンには、さまざまな家庭環境があると思います。
なので、一個人の方法としてご覧ください。
①ひたすら休む
一つ目は、「ひたすら休む」ことです。
自分自身に負担をかけないために、初めはひたすら休んでいました。
その後は、リラックスできることをしていました。
・何も考えずにボーっとする
・好きなアニメを観る
・外に散歩に行く
・無心で料理をする
・大切な植物の手入れをする
自分が「今やりたい!」と感じたことを、ありのままに実行していました。
あまりにも生産性のないことをして、罪悪感を感じることもありましたが、「小休止中なんだ」と思って、自分を労るよう心掛けていました。
何も考えたくない時は、心を空っぽにしていいんだと、緩ませてあげることも必要です。
②感情の整理をする(自分と向き合う)
二つ目は、「感情の整理をして自分と向き合う時間」をつくりました。
休んで回復したら、次のステップです。
手順としては、こんな感じです。
①同調
まず、過去の自分に同調してあげます。
「頑張っていたよね」「大変だったよね」と受け止めるイメージです。
②吐き出す
次に、親への怒りを吐き出します。
紙に書き出したり、声に出したり、ありのままに発散しました。
毒抜きのようなものです。体と同じように、心も毒抜きしないといけません。
怒り・悲しみなど、負の感情を出し切ったら、スッキリします。
そして、いつか飽きてくるのです。
③理解
その後に、親の気持ちを理解しようとします。
親にしてもらった感謝できることを思い出す。または、親の立場になって考えてみます。
よく考えたら、親も一人の人間。
子育てに関して、何もわからず悩んだり、未熟な部分があったのかもしれません。
大嫌いではない限り、親に感謝する部分もたくさん出てくるはずです。
①〜③を時間をかけてゆっくり行いました。
この方法は、夫に教えてもらいました!
③親との今後の関係性を考える
三つ目は、「親との今後の関係性を考える」ことを行いました。
今後、一生関わっていく親子関係は避けて通れません。
考えて考えて、答えが見つかりました。
それは、「親と対等な関係になること」です。
今までは、縦の関係性でした。
大人になった今でもずっとそうです。
これまでの「縦の関係性」を破壊し、「横の関係性」になる。
つまり、親と子ではなく、一人の大人として対等な関係を築いていくことが必要だと考えたのです。
おそらく一筋縄ではいかないと思います。
何度も何度も、つまずくと思います。
しかし、自分が対等な関係を築こうと努力したら、相手の対応や行動が変わってくると信じています。
相手との関係を変えたいなら、まずは自分から変わることなんですよね。
生きづらさの原因は複雑だ
生きづらさの原因は、複雑に絡み合っていると思います。
なぜなら100%の正解は、無いからです。
わたし自身、生きづらさの原因は、確実にACだから…HSPだから…エンパスだから…内向型だから…と思っていません。
断定するのではなく、いまの問題に対して救われたり、心が楽になったり、自分が変わったり、良い方向に進んだりできる「今の答えらしきもの」を見つけることが大切だと思うのです。
今後もさまざまな経験をして、さらに自分を知ることでしょう。
その度に、その時の「答えらしきもの」を見つけて進んでいきたいと思っています。
まとめ:アダルトチルドレンと知り小休止→新しい世界が見えた
今回、小休止期間を経験して良かったなと思います。
毎日わたし達は、目の前の出来事(仕事・家族・人付き合い・情報)など、さまざまなことを行なっています。
目の前のことばかりに目を向けて、自分自身の心の奥深くまで、見えていないことも多いです。
自分の心にある根本原因と向き合えていないからこそ、解決できない問題もきっとあるのではないでしょうか。
わたし自身がそうでした。
いま休むことに罪悪感があったり、遠回りに思うかもしれません。
しかし、長い人生で見ると、ほんの一部です。
今後の人生で生きづらさがなくなるのであれば、結果的に遠回りではないと思うのです。
なので、いま悩んで苦しんでいる人は、思い切って小休止して自分と向き合ってほしいなと思います。
一人の経験談として、ここに残しておきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また、マイペースにブログ更新していきます!
よろしくお願いします^^
アダルトチルドレン(AC)おすすめの本
最後に、わたしが読んだおすすめの本を3冊載せておきます。
1冊目の本は、「今のままで幸せになるための方法」が書かれています。
幸せになるためのモノゴトの見方を学べる本だと思いました。
2冊目の本は、カウンセラーの方が実際にカウンセリングした方の実例を小説風に書かれています。
身近に感じて共感できる部分も多く、小説風なのでスラスラ読みやすかったです。
3冊目の本は、アダルトチルドレンのタイプや特徴・克服方法が書かれています。
簡潔かつ分かりやすい内容なので、初めてアダルトチルドレンの本を読む人におすすめです。
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