この記事では、アニメ【進撃の巨人シーズン1〜3】までの、リヴァイ兵長の名言から学べる人生哲学を書いています。
進撃の巨人は、登場キャラ一人一人の名言が、とにかく素晴らしいのが特徴ですよね。
今回は、リヴァイ兵長の名言から学べる人生哲学をまとめてみました。
他人の気持ちを尊重できて、誰よりも優しいリヴァイ兵長!
アニメの名言から受け取るメッセージは、人それぞれです。
あくまで一個人が感じた意見を書いています。
「こんな感じ方もあるんだ〜」という視点で、みてもらえれば嬉しいです!
リヴァイ兵長とは?
リヴァイ兵長のプロフィールを簡単に説明しますね。
リヴァイ・アッカーマン
- 身長:160㎝
- 体重:65kg
- 出身:ウォール・シーナ地下街
- 所属:調査兵団 兵士長
人類最強の兵士といわれるリヴァイ兵長。
地下街でゴロツキをしていた頃に、エルヴィン・スミスから調査兵団への勧誘をうけて入団。
その後、調査兵団の大きな戦力となります。
部下に厳しい一面もありますが、相手の気持ちを考えて言葉をかける一面もあり、登場人物の中でも群を抜いて優しいキャラです。
エルヴィン団長からの信頼はもちろん、部下からの信頼も厚いです。
人生哲学が学べるリヴァイ兵長の名言5選
では、人生哲学が学べるリヴァイ兵長の5つの名言を紹介していきます。
『自分が後悔しない選択が大事』リヴァイ兵長の名言
俺にはわからない
引用元:進撃の巨人 25話 諫山創
ずっとそうだ…
自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…結果は誰にもわからなかった
だから…まぁせいぜい…
悔いが残らない方を自分で選べ
これは、女型の巨人を仕留めるための作戦シーンの名言です。
女型の巨人をポイント地点まで誘きよせるために、エレンを守るリヴァイ班は、追われながらも馬で駆けぬけます。
後方では、女型の巨人と戦い散っていく大勢の仲間たち。
それをみて、「リヴァイ班や自分が戦わずにどうするんだ!」とエレンは納得いかない様子。
巨人化して戦おうとするエレンに対して、リヴァイ兵長は「お前は間違っていない、やりたきゃやれ」と告げるのです。
この名言は、自分が後悔しない選択が大事だというメッセージを感じます。
数多くある選択肢の中で、正解はありません。
人生においても、その時々で選択の連続です。
自分で考えて選択すれば、「あぁしていたら」「こうしていたら」と選択しなかった方に期待し続けたり、悔いが残ることも少なくなります。
結局は、選択が間違いか正しいか決めるのは、自分次第なのです。
『目標を決める重要性を教えてくれる』リヴァイ兵長の名言
作戦の本質を見失うな
引用元:進撃の巨人 30話 諫山創
自分の欲求を満たすことの方が大事なのか?
お前の大切な友人だろ?
これは、女型の巨人からエレンを救い出すシーンの名言です。
女型の巨人を仕留める作戦に失敗した調査兵団。
その後、巨人化したエレンが女型の巨人と戦うも、敗れて捕獲されてしまうのです。
駆けつけたリヴァイ兵長とミカサで、エレンを救い出す作戦を決行。
リヴァイ兵長は、女型の巨人を仕留めることを諦め、エレンを救い出す目的のみに絞るよう指示。
しかしミカサは、今なら女型の巨人を仕留めることができると判断し、リヴァイ兵長の指示を無視していしまいます。
一時ピンチになるミカサでしたが、リヴァイ兵長のおかげで、無事エレンを救い出すことに成功したのです。
この名言は、目標を決める重要性を教えてくれるメッセージに感じます。
わたしも含めて、人は多くのことを同時には出来ません。
まずは、目標を決めて目標から逆算して「いまなにをするべきか」を考えて繰り返し行うと、目標にだんだんと近付いていきます。
目標を決めずにいると、優先順位が分からずに途中でブレてしまう可能性があります。
また、欲もでてきてしまいますよね。
リヴァイ兵長のように、まずは一つに絞って、それに向かって進んでいく生き方をしたいものです。
『どんなことも受け入れなければならない』リヴァイ兵長の名言
お前の手はもう汚れちまったんだ
引用元:進撃の巨人 59話 諫山創
以前のお前には戻れねぇよ
新しい自分を受け入れろ
もし今もお前の手が綺麗なまんまだったらな
今ここにジャンはいないだろ
これは、アルミンに対するリヴァイ兵長の名言です。
エレンとヒストリアを守るために、中央憲兵との激しい抗争が繰り広げられます。
その抗争で、ジャンは敵である中央憲兵の女性に銃口を向けられてしまいます。
近くにいたアルミンは、すかさず敵を撃って、ジャンを助けるのです。
初めて人に手を下したという現実を受け入れられないアルミンに対して、リヴァイ兵長は「お前が手を汚してくれたおかげで俺たちは助かった」と感謝するのです。
この名言は、どんなことも受け入れなければならないというメッセージを感じます。
起きた事実を変えることはできません。
前へ進むためには、その事実から目を背けないで受け入れなければなりません。
生きていると受け入れがたい出来事や、辛い出来事があります。
その時は、目の前が真っ暗になるかもしれません。
しかし、人生を長期的に考えて、どんなことも受け入れて、前を向くことが大切だと学べます。
『No.1を支えるNo.2の偉大さ』リヴァイ兵長の名言
俺は選ぶぞ
引用元:進撃の巨人 80話 諫山創
夢を諦めて死んでくれ
新兵達を地獄に導け
「獣の巨人」は俺が仕留める
これは、獣の巨人vs調査兵団の戦いシーンの名言です。
エレンの家の地下室がある、シガンシナ区まで辿り着いた調査兵団。
しかし、獣の巨人の猛攻撃により、多くの兵士を失い、窮地に追い込まれます。
そんな中、反撃の手立ては残っているというエルヴィン団長。
それは「自らの命と新兵の命を捧げて、その隙にリヴァイ兵長が獣の巨人を仕留める」という作戦でした。
しかし、エルヴィン団長は、【地下室で長年の夢を「答え合わせ」したい気持ち】【失った仲間たちのように次へ繋げるために心臓を捧げる気持ち】の間で葛藤するのです。
そんなエルヴィン団長に対して、リヴァイ兵長が決断します。
この名言は、No.1を支えるNo.2の偉大さを感じます。
- エルヴィン団長は、全体をみて合理的に残酷な判断もできるNo.1の経営者タイプ
- リヴァイ兵長は、全体をみながらも個人の気持ちを尊重するNo.2のサポートタイプ
普段は、冷静なエルヴィン団長が初めて見せた本音。
その様子をみて、これまで相手の選択を尊重してきたリヴァイ兵長が、初めて自ら選択します。
「お前はよく戦った」という労いの言葉も、一番近くにいたからこそ言える言葉ですね。
その後、一瞬寂しさをみせつつも、感謝の笑みを浮かべるエルヴィン団長の表情が印象的です。
No.1を支えるNo.2の偉大さを教えてくれる、大好きなシーンです。
『自分らしく生きる勇気をくれる』リヴァイ兵長の名言
勘違いするな
引用元:進撃の巨人 85話 諫山創
お前じゃエルヴィンの代わりにはなれねぇ
だが…お前はお前で人には無い力を持っていることも確かだ
いいか?誰も後悔させるな
俺も こいつらも 誰も
お前自身も後悔させるな
それがお前の使命だ
これは、アルミンが超大型巨人の力を継承した後に、目覚めたシーンの名言です。
瀕死のエルヴィン団長と瀕死のアルミン、どちらに注射を打つか迷った末、リヴァイ兵長はアルミンに注射を打つことを決めます。
仕留めた超大型巨人を食わせて、アルミンは無事生還。
その事実を聞いたアルミンは、「エルヴィン団長に注射を打つべきだ。どうして自分なんだ。」と戸惑いを隠せません。
この名言は、自分らしく生きる勇気をくれるメッセージを感じます。
誰かのようになりたいと思ったり、誰かと比べて落ち込んだりして、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
しかし、一人一人ちがう人間なので、誰かのようにはなれません。
誰かになろうと頑張るのではなく、自分が持つものを活かして、精一杯生きることが大切なのです。
すると、自分らしく生きていくことができるのです。
まとめ:アニメ【進撃の巨人シーズン1〜3】リヴァイ兵長の名言から人生哲学を学ぶ
進撃の巨人は、登場キャラの成長から人生哲学を学ぶことができます。
自分のあり方をみつけるヒントとして、日常生活に活かしていきたいものですね!
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