内向型は接客業に必ずしも不向きではない【7年の経験から得た気付き】

内向型

この記事では、『必ずしも内向型は接客業に不向きではない』という内容を書いています。


一般的には、内向型の人より外向型の人の方が、接客業に向いていると言われていますよね。

しかし意外にも、内向型の人こそ接客業に向いていると気付いたのです。

実際に、わたしは典型的な内向型ですが、接客業を7年続けられました。

その経験から得た気付きを書いてみました!

接客業をしている・転職を考えている内向型の人へ向けて、参考になればと思います。

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内向型は接客業に不向きと言われる3つの理由

冒頭でお伝えしたように、内向型は接客業に向かない・外向型は接客業に向いていると、一般的に言われています。


では、なぜ内向型は、接客業に不向きと言われるのでしょうか?
内向型の特徴を交えながら、説明していきますね。

理由①刺激に弱いから

接客業に不向きと言われる1つ目の理由
内向型の人は、刺激に弱いから

内向型は、人との関わりなどの刺激でも、疲れを感じやすいのが特徴です。
また、一人でいることによって、疲れを回復したり、心地よさを感じます。

このような低刺激を好む性質であるため、接客業には向かないと言われるのです。

理由②瞬発的な行動が苦手だから 

接客業に不向きと言われる2つ目の理由
内向型の人は、瞬発的な行動が苦手だから

内向型は、情報処理がスローペースといわれます。
これは、もともとの脳の経路のつくりが関係しているからです。

接客業には、飲食店やスーパーなど、スピードを必要とするものがあります。
内向型にとって、目が回る忙しさを感じてしまうため、接客業に向かないと言われるのです。

理由③自分から話すのを好まないから

接客業に不向きと言われる3つ目の理由
内向型の人は、自分から話すのを好まないから

内向型の人は、自分から積極的に話すタイプではありません。
無言でも平気・むしろ一人が楽しいと思うくらいです。

そのため、積極的な社交性が求められやすい接客業に向かないと言われています。

必ずしも内向型は接客業に不向きではない2つの理由

一般的には、接客業に向かないと言われる内向型。

しかし、接客業をしていく中で、必ずしも内向型は接客業に不向きではないと気付きました。

ここでは、そう思う2つの理由をお伝えします。

話し上手である必要はない

理由①:接客は、話し上手である必要はないからです。

内向型のみなさん、安心してください!

お客さんは、何かしらの目的があって、お店に来ています。

接客で大切なことは、商品を提案・サービスを提供して、お客さんへ満足を与えることです。
いくら話が上手でも、的外れな提案をしていたら、「ん?」ってなりますよね。

一番は、お客さんへ満足を与えること。
満足の評価として、「話し上手」「接客上手」という結果がついてくるのです。

内向型に合った接客環境がある

理由②:内向型に合った接客環境があるからです。


内向型の人は、「刺激に弱くて、瞬発的な行動が苦手」という傾向があります。

つまり、そのような環境を避ければ良いのです

●内向型に合わない接客環境
⇒回転率を重視、大勢を相手にする、自分のペースで仕事ができない環境
(例)飲食店、スーパー、ノルマあり

●内向型に合った接客環境
⇒1対1の接客、落ち着いた空間、顧客を相手にする、自分のペースで仕事ができる環境
(例)予約制の飲食店、専門店、ノルマなし


内向型・外向型は、特に関係ありません。
どちらも、環境次第で接客業に向いていると言えるのです。

内向型こそ接客業に向いている4つの理由

では次に、内向型こそ接客業に向いている4つの理由を説明していきますね。

相手に合わせた「接客」ができる

1つ目の理由は、相手に合わせた接客ができるからです。


お客さんが好む接客タイプは、さまざまです。

  • 自分から話したいタイプ
  • 話かけてほしいタイプ
  • そっとしてほしいタイプ
  • 特別扱いが好きなタイプ


周囲をじっくり観察できる内向型は、相手のタイプに合わせた接客が得意です。


わたしは、以前お客さんに『お店の買い物は、ぐいぐい来られるイメージで苦手でした。…けど落ち着く接客だったので、またお願いしたい』とお声をもらったことがあります。

もしわたしが外向型だったら、このようなお声はもらえていないと思ったのです。

コツを掴めば「なりきる」ことができる

2つ目の理由は、コツを掴めばなりきることができるからです。


内向型な人でも、外向的な側面は少なからず持っています。
何も人嫌いではないからです。

内向型でも、一時的に外向型になりきれます!

ただ「一時的に」なので、エネルギー切れには注意が必要です。

根強い「顧客」をゲットできる

3つ目の理由は、根強い顧客をゲットできるからです。


内向型の人は、大抵の人が気付かない細かなことに気付いたり、長期的な人間関係を築く性質があります。
そういった接客を好む人には、信頼されやすいのです。


実際に内向型のわたしも、そんなに多くはありませんが、顧客との信頼関係をつくることができました。

危機管理能力の高さで「備える」ことができる

4つ目の理由は、危機管理能力の高さで備えることができるからです。


接客と直接的な関係はないですが、接客業の仕事内容は接客するだけではありません。
レジ・在庫・売上管理などの事務業務や、商品やサービスの販促業務などもありますよね。

内向型は、何かに取り組む際、入念に計画を練ります。また、予行練習も行います。
このように備えることができるため、ミスが少ないのです。


実際に、わたしは接客業をしていた時に、圧倒的にレジミスが少なかったです。

接客業の裏方業務では、内向型の持ち前の能力が活かされることでしょう。

まとめ:必ずしも内向型は接客業に不向きではない

接客業は、話し上手である必要はなく、合う環境を選ぶことが出来れば、内向型に向いている仕事になり得ます。

内向型こそ接客業に向いている4つの理由

  • 相手に合わせた「接客」ができる
  • コツを掴めば「なりきる」ことができる
  • 根強い「顧客」をゲットできる
  • 危機管理能力の高さで「備える」ことができる

ぜひ参考にしてもらえれば嬉しいです

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