この記事では、きび砂糖と白砂糖の違い・体にいい砂糖の種類を紹介します。
砂糖といえば、白い砂糖をイメージする人も多いのではないでしょうか?
スーパーに並んでいる、茶色の「きび砂糖」と一般的な白色の「白砂糖」の違いをご存知ですか?
今回は、きび砂糖と白砂糖の違いだけではなく、体にいい砂糖の種類も解説しています。
毎日の食卓に必要な砂糖
違いを知って生活に役立てていただければ嬉しいです
きび砂糖とは?体にいい砂糖!
茶色い色をした「きび砂糖」は、さとうきびを原料に作られた砂糖です。
完全に精製されずに栄養成分が残っているのが、大きな特徴です。
きび砂糖はミネラルを含んでいる
きび砂糖には、ミネラルが多く含まれています。
ミネラルとは、カルシウム・マグネシウム・カリウム・亜鉛・鉄などの栄養素のことです。
体の機能を健康に保つために、重要な役割を担っています。
マグネシウムは骨や筋肉の健康をサポートしたり、鉄は貧血予防に有名な成分ですよね。
ミネラルは、汗をかくと排出されてしまいます。
野菜・海藻・果物などで、摂取することも可能ですが、体に不足しがちな栄養素でもあるので、調味料の「きび砂糖」から摂取できるのは嬉しいですよね。
きび砂糖は普段使いしやすい
「きび砂糖」は、クセがなくさまざまな料理に向いています。
普段使いしやすいので、初めて白い砂糖から変える人には、「きび砂糖」がオススメです!
煮物やお菓子作りにも最適です。
特に、煮物ではしっかりとしたコクを与えてくれますよ。
我が家では、きび砂糖が大活躍!
きび砂糖と白砂糖の違いは?
どちらの原料もサトウキビです。
では、「きび砂糖」と「白砂糖」の違いについて説明します。
完全に精製しているかどうかの違い
1つ目は、完全に精製しているかどうかの違いです。
きび砂糖・黒糖・てんさい糖などの茶色い砂糖
⇨完全に精製されず甘みと栄養成分を残しているもので「含蜜糖」といわれます。
白砂糖・グラニュー糖などの白い砂糖
⇨完全に精製されて甘みだけをとったもので「分蜜糖」といわれます。
栄養成分の有無の違い
2つ目は、栄養成分の有無の違いです。
白砂糖…ミネラルが含まれていない
きび砂糖…ミネラルが含まれている
栄養成分を摂取したい人は、きび砂糖のように完全に精製してない砂糖を使用しましょう。
吸収スピードの違い
3つ目は、吸収スピードの違いです。
白砂糖…吸収スピードが早い
きび砂糖…吸収スピードが遅い
吸収スピードが早いと、体内の血糖値が上昇しやすくなります。
体内で分泌されるインスリンが、血糖値を下げる役割をしますが、急激な血糖値の上昇は体に負担がかかってしまいます。
肥満体質・糖尿病などのリスクが高まるのも有名な話です。
体に負担をかけないためには、きび砂糖のように吸収スピードが遅い茶色い砂糖を使用しましょう。
きび砂糖以外にも体にいいおすすめ砂糖
きび砂糖以外にも、精製されていない茶色い砂糖の「含蜜糖」があります。
その他おすすめの砂糖を紹介しますね
体にいい砂糖①てんさい糖の特徴
てんさい糖は、てん菜という植物の根のしぼり汁を煮詰めたもの。
大根と形が似ているため、別名「砂糖大根」ともいわれます。
ミネラルだけでなく、オリゴ糖が含まれています。
オリゴ糖は、ビフィズス菌を増やして腸内環境を整えてくれたり、ミネラルの吸収を助けてくれる働きがあります。
体にいい砂糖②黒糖の特徴
黒糖は、サトウキビを絞って煮詰めたもの。
そのため、茶色い砂糖の中でも、栄養成分が凝縮されています。
カルシウム・マグネシウムなどのミネラルだけではなく、ビタミンも多く含まれています。
まとめ:きび砂糖・白砂糖の違いは?体にいいおすすめ砂糖の種類をご紹介
きび砂糖
- 完全に精製されず甘みと栄養成分を残している「含蜜糖」である
- ミネラルが含まれている
- 吸収スピードが遅い
白砂糖
- 完全に精製されて甘みだけをとっている「分蜜糖」である
- ミネラルが含まれていない
- 吸収スピードが早い
- その他「含蜜糖」には、てんさい糖や黒糖がある
毎日摂取する砂糖をいいものに変えて、内側から整えましょう
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