この記事では、他人の目が気になるエンパス・HSPが気にしないための考え方を書いています。
エンパス・HSPは、人の感情に敏感な性質をもっているので、他人の目や反応に気が付きやすいです。
相手の目が気になって、頭の中でぐるぐる考え込んでしまうこともあります。
- こう思ってないだろうか
- 傷付けてしまったかもしれない
- あぁ言った方がよかったかな
そんな気持ちに疲れてしまうエンパス・HSPも多いのではないでしょうか。
周囲から「気にしすぎだよ」「考えすぎだよ」と言われることも多いです。
好きでそうになっている訳ではないんですよね…。
そのような悩みを抱えるエンパスやHSPに向けて、今回は「他人の目を気にしないための考え方」を紹介します。
少しでも心が楽に過ごせますように!
他人の目が気になる=思い込みの可能性を疑おう
対人関係は、日々の生活をするうえで、避けて通れないことですよね。
自分の言葉が、うまく相手に伝わらなかったり、相手の反応がイマイチに感じたり、後からこうすればよかったと後悔した経験は、誰しもあると思います。
しかし大前提として、他人の目や反応は、単なる自分の思い込みの可能性を疑うのも必要だと思うのです。
相手は気になっていないのでは?
なぜなら私たちは、相手の心の中を覗くことができません。
表情・言葉・行動で、相手の状態を知ることしかできないのです。
結局のところ、他人の目が気になるか気にしないかは、自分の感じ方次第なのです。
少しでも違和感を感じると、どうしても不安になってしまいます。
その不安を解消したくて、さまざまな憶測を考えて、原因を探って、不安を解消しようとします。
しかし、相手は全く気にしていないケースがほとんどです。
自分のフィルターを通して、相手を見ている認識と、事実がズレているということは珍しくないのです。
「こう感じたけれど、もしかしたら自分の思い込みかもしれない…」
私は、いつもこの言葉を頭の片隅に入れています
他人の目を気にしないための3つの考え方
次に、他人の目を気にしないための3つの考え方を紹介します。
必ずしも自分が原因ではないと思うこと
1つ目の考え方は、必ずしも自分が原因ではないと思うことです。
たとえば、職場の人に仕事のことで話しかけたとします。
その時に、嫌な顔をされたり、違和感を感じたとします。
“それは本当にあなたが原因でしょうか?”
もしかしたらその人は、朝家族と喧嘩をして気分が優れていないのかもしれないし、体調が悪いのかもしれないし、心に余裕がなかったのかもしれません。
そんな時に、たまたま話しかけたあなたに対して、今の心理状態が態度として出してしまっただけなのかもしれません。
本当のことは相手にしか分かりませんが、このようなことは日常でたくさんあると思うのです。
あなたも、通常ならとるに足らない出来事でも、心に余裕がなかったり、気分が沈んでいたりすると、とてつもなく辛い出来事に思えてきたりしたことはありませんか?
人は感情の生き物なので、その時の気分に左右されてしまいがちです…
他人の目を気にしすぎて、全て自分に原因があるかもと考え込んでしまうと、ただ負荷がかかって辛くなります。
どうしても心に残るなら、時間を置いてもう一度話しかけてみてください。
相手の心が穏やかになるまで待ってあげましょう。
「あれ?さっきと違って普通の反応だ…」と思うこともあるはずですよ。
相手に期待しすぎないこと
2つ目の考え方は、相手に期待しすぎないことです。
他人の目が気になるのは、少なからず相手への期待があることも原因だと思います。
というのも私自身、相手に期待していたことがあったからです。
例えば、自分が感動した体験談を相手に話した時に、必ずしも自分と同じ温度の反応が返ってくることは、ありえないですよね。
ピンとこないことや共感できない話をされて、微妙な反応をするのは、ごく自然なことです。
発信者(自分)と受信者(相手)の間に温度差があって当たり前なのです。
しかし、私たちは自分が発信者になると、相手の反応が不安になります。
相手の反応は、コントロールすることができないので、コントロールできることをしましょう。
相手に過度に期待しすぎないのは、自分でコントロールできることです。
この心構えをしておくだけでも、他人の目に振り回されることも減り、楽になれた気がします。
自分にも優しさを向けること
3つ目の考え方は、自分にも優しさを向けることです。
他人の気持ちに敏感なエンパス・HSPは、とても優しい心を持っています。
その優しさを、もっと自分へ向けてあげましょう。
他人の気持ちを気にするように、自分の気持ちも気にしてあげましょう。
まずは、自分に優しく。
そうすると「これで良いんだ」と満たされて、他人の目も気にならなくなりますよ。
まとめ:他人の目が気になるエンパス・HSPが気にしないための考え方
大前提として、他人の目が気になる=思い込みの可能性を疑おう。
いきなり「他人の目を全く気にしない!」というのは無理があると思います。
なので、ほんの少しだけ考え方を変えてみましょう。
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