「自己肯定感を高めよう!」
この言葉を一度は聞いたことがあると思います。
自己肯定感を高めることができたら、生きやすくなる!
それは分かっているけど、簡単にできないから生きづらさを感じてしまうのが本音ですよね。泣
しかしそんな私でも、自己受容を始めてから、少しずつ生きやすさを感じるようになったのです。
まず自己受容が大切なのでは?と気付いたきっかけになりました!
この記事を読むと分かること
- 自己肯定と自己受容の違い
- 自己肯定の前に自己受容が大切な理由
- 日常的に自己受容する方法
自己肯定感が低いと悩んでいる人は、まずは自己受容をすることから始めてみましょう。
自己肯定と自己受容の違い
「自己肯定」と「自己受容」
とても似ている言葉ですよね…。
聞いたことはあるけれど、明確な違いが分からないという人も多いのではないでしょうか。
まずは、自己肯定と自己受容の違いを簡潔に説明していきます!
自己肯定とは?
自己肯定とは、「自分自身に価値があると感じる感覚」のことです。
自分の存在価値を、まるっと肯定すること。
新たなチャレンジをする時・夢に向かって進む時に、この自己肯定が大きなエネルギー源となって後押ししてくれます。
「自分ならできる!」そんな感覚でいられるのが自己肯定感が高い状態と言えます。
自己受容とは?
自己受容とは、「ありのままの自分を認める感覚」のことです。
つまり自分にとって、プラスな部分・マイナスな部分もすべてを受け入れていること。
良い・悪いのジャッジがない状態のことです。
自己肯定の前に自己受容が大切な理由
自己肯定は、積極的に自分の価値を肯定する。
自己受容は、ありのままの自分を評価せずに受け入れる。
それぞれ異なる意味であることが分かりましたね。
では次に、自己肯定の前に自己受容が大切な2つの理由について説明していきます!
自己受容は自己肯定の土台になる
自己受容の積み重ねこそが、自己肯定を高めてくれる材料なのです。
なぜなら、ありのままの自分を認めている状態(自己受容している)のため、失敗や課題に直面しても乗り越えることが可能だからです。
どんな結果でも受け入れることができるのです。
逆に、ありのままの自分を認めていない状態(自己受容していない)で、自分の価値を肯定している(自己肯定する)とキケンです。
なぜなら、失敗を経験した時に、一気に自己肯定が崩れる恐れがあるからです。
また、成功を経験した時も「〇〇ができる自分に価値がある」という感覚に陥る可能性もあります。
自分自身に価値があるにも関わらず、外部の要因も加わった価値で評価してしまうのです。
それは、地位・お金・周囲からの評価など、さまざまです。
私も、自己受容せずに「自分には価値がある!」「自分ならできる!」と自己肯定ばかりしていました。
こんな感じで終わりのないループでした。
私のように、なかなか自己肯定感が高まらない人は、その前の自己受容をしていない人が多い気がします。
正しく自分を評価できて経験が役立つ
なぜなら自己受容ができると、結果に固執することなく、その過程に対して評価できるからです。
結果ではなく過程に対して評価できると、その経験はとても輝くモノになります。
例えば、新たなことにチャレンジしたが良い結果が出なかったときに、こんなにも違います。
このように、自分自身をありのままに認めているので、結果ではなく過程や経験に対して評価できるのです。
日常的に自己受容するための方法
自己受容が大切な理由は分かったけど、具体的にどうしていけばいいのか?
そんな悩みを解決するために、次は日常的に自己受容するための3つの方法を説明します。
自分の心の声を聞いて書き出す
自己受容するための1つ目の方法は、自分の心の声を聞いて書き出すことです。
自己受容は、ありのままの自分を認めることなので、そこに良い悪いの評価はしません。
自分が感じた気持ちに正直になりましょう。
自分の心の声を聞くと、自分の感情と向き合うことができます。
そうすると、自己否定することもなくなります。
悲しい時・嬉しい時・怒っている時など、喜怒哀楽なんでも良いです。
- その感情がでてきた原因
- いま思っている感情
- 自分はどうしたいのか
通常時と違う感情が出てきた時は、これらをノートに書き出しましょう。
自分の気持ちに正直になることで、ありのままの自分を認める自己受容が育まれます。
自分にとって良い解釈をしてみる
自己受容するための2つ目の方法は、自分にとって良い解釈をしてみることです。
一つの出来事に対して、その人の解釈次第でまったく違う意味に変わります。
そう考えると、少しでも自分にとって良い解釈にしたいですよね。
一見ネガティブな出来事でも、自分にとって良い解釈ができると自己受容感は高まります。
たとえば、仕事が人よりも遅いという事実に対して「要領が悪いからダメなんだ」と思うのではなく、「丁寧でミスがないように注意を払っている」というように解釈してみましょう。
まずは、頭ごなしに自己否定するのではなく、良い解釈をして受け入れる。
そうすることで自己否定の感情をもつことなく、冷静に改善策を考えることができます。
自分自身へ感謝をする
自己受容する3つ目の方法は、自分自身へ感謝をすることです。
自分への感謝や優しさを、なおざりにしていませんか?
みんな意外と見落としがちなのかな?と思います。
自己肯定が低い人は、自分へ厳しすぎるのです。
たとえ理想と現実が違っていたり、なりたい自分になれていないとしても、毎日しっかり生活しているというのは確かなことです。
- 今日も健康でいられた
- 仕事を頑張れた
- 自炊できた
- 部屋を掃除した
- 少しでも勉強できた
- ありがとうって言われた
そんな些細なことと思われるかもしれません。
しかし、過去の自分が頑張ってくれたから、今の自分がいます。
今の自分が頑張ってくれるから、明日の自分がいます。
それは紛れもない事実です。
日々の自分へ感謝すると、自己受容感が一気に高まります。
まとめ:自己受容すると後から自己肯定はついてくる!
自己肯定とは、「自分自身に価値があると感じる感覚」
自己受容とは、「ありのままの自分を認める感覚」
自己肯定の前に自己受容が大切な2つの理由
- 自己受容は自己肯定の土台になる
- 正しく自分を評価できて経験が役立つ
日常的に自己受容するための3つの方法
- 自分の心の声を聞いて書き出す
- 自分にとって良い解釈をしてみる
- 自分自身へ感謝をする
自己受容なくして、自己肯定感は高まりませんね!
今日から自己受容していきましょう♪
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