エンパスは自己肯定感が低い?原因と自己肯定感を高める方法とは?

エンパス

この記事では、自己肯定感が低くなりがちなエンパスの原因と自己肯定感を高める方法をご紹介します。

エンパスのあなたは、自分に自信がないと感じた経験はありませんか?
それはエンパスの気質である「共感力」「感受性」「刺激に敏感」であることが関係しているかもしれません。


今回は、自信がないエンパスさんへ向けて2つの要点で解説します。

  • エンパスが自己肯定感が低くなる3つの原因
  • エンパスが自己肯定感を高める3つの方法


エンパスと自己肯定感の関係を理解して、自己肯定感を高めて生きやすい人生を送りましょう。

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エンパスは自己肯定感が低くなりがち

エンパスは、エンパスではない人(※以下、非エンパス)と比較すると自己肯定感が低くなりがちです。

今から、自己肯定感とエンパスとの関係について解説します。

自己肯定感とは

まず、自己肯定感について説明します。

自己肯定感とは

自分に対して肯定的な価値観をもつこと
ありのままの自分を肯定的に受け止めて、自分の存在に価値があると思える感覚


つまり、肩書きや他人の目など外部の影響に左右されることなく、自分自身を認めている状態。
自分は自分なんだと自然体で受け入れられているということですね。


自己肯定感が低い人・高い人では思考や行動に大きな違いが出ます。

以下、自己肯定感が低い人・高い人の傾向を書いています。
あなたは、どちらに当てはまるでしょうか?

自己肯定感が低い人の傾向は?

・不安や怖れを持ちやすい
・自信がなく、受身的
・他人の評価で自分を判断する
・人に評価してもらわないと不安
・他人の評価に振り回される
・人と比べて、落ち込みやすい
・他者の意見を聞くことができない
・自分を否定的に見る
・物事を否定的に受け止めやすい
・自分で自分を満たせない。
・他人をジャッジする、
・生きにくさがある
・人間関係にトラブルを抱えやすい
・失敗すると自己価値まで否定しがち
・自分がジャッジされる不安をもつ
・人との違いを認められない
・自分を正当化しないと不安
・他者に対して批判的傾向
・自分の考え(意見)が言えない
・問題解決能力が低い
・罪悪感を持ちやすい
・自分の人生は他人に決められている感覚
・主体性が低く、他人軸

出典:一般社団法人・日本セルフエスティーム普及協会

自己肯定感が高い人の傾向は?

・自分に対して安心感がある
・自信があり、能動的
・周りに振り回されない、
・物事を肯定的に受け止められる
・自然な意欲で行動に移せる
・自分を肯定的にみられる
・物事を肯定的に受け止められる
・自分を尊重するように他者も尊重できる
・人との違いを受け入れられる
・感情が安定している
・生きるのが楽
・問題解決能力が高い
・失敗を成長の糧にしていける
・他者の意見を聞くことができる
・人の評価に振り回されない
・人をジャッジしない
・人間関係が良好
・自分の考え(意見)を伝えられる
・自分の人生は自分で決めている感覚
・主体性が高く、自分軸

出典:一般社団法人・日本セルフエスティーム普及協会

エンパスと自己肯定感の関係

自己肯定感の意味、自己肯定感が低い人・高い人の傾向が分かりましたね。

次に、エンパスと自己肯定感の関係について解説していきます。

人生には、”世間の基準”があります。
押し付けられた訳ではなく、”世間一般で言えば”というなんとなくの基準です。

学生だと、学力・運動・友人関係・協調性など。
社会人になると、仕事の評価・社交性・経済力など。
その他に、家庭環境や容姿など数えきれないほどの基準があります。

成長過程で、さまざまな基準を学んで、評価されます。

その結果、「自分はこういう人間なんだ」と認識していくのです。

基準があることは、悪いことではありません。
基準のおかげで、正すことができますし、答えを探すヒントにもなります。

しかし、世間の基準が誰にでも合っているとは限りません。

実際にエンパスの気質と世間の基準は、かけ離れています。
このことが、エンパスの自己肯定感を低くする根本的な原因であると思うのです。

【世間の基準】【エンパスの気質】
友達は多い方がいい友達は少人数を好む
社交的であるべきあまり社交的ではない
テキパキ行動するべきじっくり思考してから行動する
体調を崩したり疲れるのは自己管理が甘い少しの刺激により疲れやすいし体調に出やすい

ほんの一例ですが、世間の基準とエンパスの気質に差があることを分かっていただけたでしょうか?

エンパスにとって、劣等感を感じて自己肯定感が低くなるのは、ごく自然なことなのです。

エンパスが自己肯定感が低い3つの原因

自己肯定感が低くなる原因は、世間の基準とエンパスの気質がかけ離れていることだと説明しました。

次は、「共感力」「感受性」「刺激に敏感」この3つの気質による原因を詳しく解説します。

【共感力】自分のための行動経験が少ない

エンパスは、共感力が高く他人の行動や気持ちに敏感です。
他人を優先に行動したり、周囲に合わせて我慢した経験が多いのではないでしょうか?

それにより、自分のために行動した経験が人よりも少ないので自己肯定感が低いのです。

  • 相手が望んでいるであろう行動をしたり…
  • ちょっと無理して相手に合わせたり…
  • 相手を悪い気分にさせないような行動を選んだり…

これらは、全て相手ベースで考えて行動しています。

自分のために行動しないと、後から後悔したり、相手を責めるような心理状態になります。
このような気持ちになったら、結局は本末転倒です。

自己肯定感を高めるためだけでなく、後悔しないためにも自分のために行動していくことが大切です。
自分のために行動する経験を少しづつ積み上げて、自信に繋げていきましょう。

【感受性】劣等感を感じやすい

エンパスは感受性が強いため、他人の気持ちをキャッチしやすい。


そのため、自分の気持ちと他人の気持ちが混ざりやすいという特徴があります。
コロコロと気持ちが変化するので、自分がないと感じやすくなります。


また、思考を整理するのに時間がかかるので、すぐに意見を言えません。
すぐに意見を言える非エンパスと比較して、劣等感を感じることもあります。

自分がない・劣等感の積み重ねが、エンパスの自己肯定感を低くしています。

しかし、劣等感を感じる解釈ではなく、感受性によるプラスな側面を見るだけでも、自己肯定感が低くなるのを防げます。

「自分がないのではなく、他人の気持ちを尊重することができる」
「思考を整理するのに時間がかかるのは、真剣に考えているから」

詳しくはこちらもご覧ください。
感受性が強すぎるエンパスのための対処法について書いています。

【刺激に敏感】身体も心も人付き合いも敏感

外部の刺激を受けやすいエンパスは、身体も心も人付き合いにおいても敏感です。
長時間活動することが困難で、一人になってエネルギーの回復を必要とします。

しかし、社会ではこう言われます。
長時間活動できなければ「忍耐力がない」
一人でいると「社交性は大事だよ」と。

また、エンパスは5人に1人の割合と言われています。
つまり、非エンパスが圧倒的に多いのです。
そんな中で、非エンパスと比較してしまい、さらに自己肯定感が下がる人も多いでしょう。

経験談

わたし自身この刺激に関しては悩まされました。

身体においても

  • 睡眠を十分にとらないと厳しい
  • 肌がとても敏感
  • 頭痛や蕁麻疹など何かしら症状が出る

また、刺激を受けた後にエネルギー回復しないままでいると、メンタルもすり減っていました。
感情の振り幅が大きくなったり、マルチタスクになって何もできなくなったり…。
その度に、うまくできない自分の弱さを責めていました。

しかし、弱いのでありませんし自分を責める必要もありません。

苦手な刺激を受けた後に、回復できていないため、本来の力を発揮できていないだけなのです。

そんな時は、自分を休ませて通常運転に戻してあげましょう。

エンパスが自己肯定感を高める3つの方法

次に、エンパスが自己肯定感を高める3つの方法について解説します。

自分で考えて行動して成功体験を積む

1つ目は、自分で考えて行動して結果が出るという成功体験を積むことです。
自己肯定感は、グンと高まります。


肩書きや周囲の評価に左右されずに、自分で決定して行動をする。
良い結果が出ると、自信に繋がります。
まだ結果が出ていなくても、前に進んでいる自分を評価してあげられます。
たとえ失敗しても、自分で責任をとれるようにもなります。

これらの経験が多いほど、自分なら何があっても大丈夫!と信じることができるのです。

〇〇があるから自分には価値がある ✖️
〇〇がなくても自分には価値がある ◯

日々の自分の思考や行動によって、自己肯定感は育まれるのです。

自分の長所や強みを言語化する

つ目は、自分の長所や強みを言語化することです。

過去に結果を出したことを思い出してください。
他人から言われたことでなく、自分と向き合って評価できる長所を見つけましょう。

自分の長所や強みは、自己肯定感を高めるためのお守りです。

  • 他人と比べる必要はない
  • 自分なら何があっても大丈夫
  • 自分自身に価値がある

このように感じることができて、自己肯定感を高くするための土台ができます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

外部の刺激を受けにくくする

つ目は、外部の刺激を受けにくくすることです。
これを行うと、エンパスの自己肯定感を守ることができます。

外部の刺激を受けにくくするポイントは2つあります。

  1. 刺激を受けてないときの自分の状態を知る
  2. 刺激を受けたときの自分の状態を知る


まず1つ目は、刺激を受けてないときの自分の状態を知ることです。

具体的には、理想の自分・好きな自分を明確に言語化することです。

理想の自分や好きな自分は、きっと刺激を受けていない状態のあなたのはず。
心地よい状態の自分をまず知ることで、刺激を受けた時に気付きやすくなります。
また、あらかじめ刺激を避けることもできます。

この質問を自分に投げかけてみてください。

あなたは、どんな自分が好きですか?
また、どんな自分でありたいですか?



続いて2つ目は、刺激を受けたときの自分の状態を知ることです。

具体的には、マイナスな感情を書き出すことです。

マイナスな感情を持っている時は、外部からの刺激が原因の場合が多いです。
他人の目が気になる・疲れているなど。

刺激によるマイナス感情に気付くことができると「いつもの自分ではない」と認識できます。
一時的に陥っている感情だと分かると、自己肯定感を下げずに済みます。

まとめ:自己肯定感が低いエンパスも高めることができる!

自己肯定感を低くする根本原因は、エンパスの気質と世間の基準がかけ離れているこ

エンパスが自己肯定感が低い3つの原因
1、【共感力】自分のための行動経験が少ない
2、【感受性】劣等感を感じやすい
3、【刺激に敏感】身体も心も人付き合いも敏感

●エンパスが自己肯定感を高める3つの方法
1、自分で考えて行動して成功体験を積む
2、自分の長所や強みを言語化する
3、外部の刺激を受けにくくする

エンパスは、自分の気質の扱いさえ分かれば、自己肯定感を高めることが可能ですよ。
深く思考することが好きなエンパスの特技を活かして、自分の内面と向き合っていきましょう。

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