この記事では、エンパス体質の人との付き合い方で大切な5つのことを書いています。
恋人や家族や友人など、身近にエンパス体質の人がいる…。
けれど、付き合い方や接し方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
エンパス体質を理解するきっかけ・お悩みを解決する手助けになればと思います。
エンパス体質ではない人にも分かりやすいように、シンプルな説明を目指しました!
エンパス体質の特徴とは?
まずは、エンパス体質の特徴について簡単に説明していきます。
エンパスとは、「共感力が高く、感受性が強い人」のことです。
世界の5人に1人は、エンパスだと言われています。
その度合いの強弱に差はありますが、人口の20%はエンパス体質ということになります。
エンパスは、意外と身近なものなのです
では、エンパス体質だとどうなるのでしょうか?
3つの特徴を、順番に説明していきますね。
外部の刺激に敏感
1つ目の特徴は、外部の刺激に敏感であることです。
これは、エンパスの感受性が強いことが関係しています。
通常の人より、外部の刺激を防御する仕組みが弱いため、少しの刺激でも敏感に反応してしまうのです。
バリア機能が弱いので、刺激が流れこんできます
外部の刺激には、人混みが苦手・慣れない場所は落ち着かないなど、環境による刺激があります。
また、相手の感情を自分の中に取り込んでしまうなど、他人による刺激もあります。
他人の気持ちに寄り添いすぎる
2つ目の特徴は、他人の気持ちに寄り添いすぎることです。
これは、エンパスの共感力が高いことが関係しています。
たとえば、他人の悩みを聞くと当事者のように悩んだり、相手のさまざまな気持ち・状況を自分ごとのように感じてしまいます。
共感力が高いことは、相手にとって心強いことではあります。
しかしエンパスにとっては、相手と自分の感情の境界線がわからなくなったり、感情の変化により疲れを感じやすいこともあるのです。
自分の感情を守りながら、相手と接していくことが必要です
一人でいる時間が必要
3つ目の特徴は、一人でいる時間が必要であることです。
これは、共感力・感受性の強さによって、疲れた自分を回復する場所が必要だからです。
疲れを感じる・マイナスな感情が出てくるなど、自分の状態を把握して、適切なタイミングで休息をとることが重要です。
回復できれば、通常通りにもどります
エンパス体質の人との付き合い方で大切な5つのこと
では次に、エンパス体質の人との付き合い方で大切な5つのことを説明していきます。
①エンパス体質を理解する
1つ目は、エンパス体質を理解することです。
エンパスではない人は、エンパスに対して理解しがたい部分があるかもしれません。
「気にしすぎ」「メンタルが弱い」「自己管理ができていない」と思われてしまうこともあります。
しかし、人それぞれ感覚は違うものです。
まずは、『エンパス体質には理由があって、そうなっているんだ』と理解してくれるだけで、エンパスは救われます。
また、付き合う上で心構えができて、あなた自身も楽になると思います。
知って理解してもらえるだけで嬉しいです
②自分の感情に気付くきっかけ作り
2つ目は、自分の感情に気付くきっかけ作りをしてあげることです。
エンパスは、他人の感情を自分のことのように感じすぎてしまいます。
それによって、自分の感情や本音を見失いやすくなります。
エンパスは、自分と向き合うことが苦手なのです。
わたしも今でこそ、自分と向き合うことができて、感情に気付くことができていますが、最初は苦労しました。
なので、話を聞いてあげたり、「なんでそう思ったの?」と質問を投げかけたりして、エンパスの本音を気付くきっかけ作ってあげるのもいいと思います。
いつしか自分で気付けるようになります
③一人の時間を確保してあげる
3つ目は、一人の時間を確保してあげることです。
エンパスは、エネルギーを回復するために、一人の時間を必要とします。
もし、前触れなく口数が少なくなっても、決して不機嫌なわけでも、あなたに原因があるわけでもありません。
お互いの時間を大切にして、尊重しあえる関係を築けると、お互いに楽になります。
④リラックスできることを一緒にする
4つ目は、リラックスできることを一緒にすることです。
開放感あふれる場所・癒される場所は、ストレスを感じることなく過ごすことができます。
- 自然の中を散歩する
- 軽い運動をする
- ピクニックをする
- 動物と触れ合う
- お花を見に行く
- 美術館に行く
人が多い場所に行くより、このようにリラックスできる場所に行くことがオススメです。
⑤しっかり気持ちを伝える
5つ目は、しっかり気持ちを伝えることです。
エンパスは感受性が強いので、相手の表情や言動にも敏感です。
そのため、思考をめぐらせて、大抵の人が考えないようなことまで考え込んでしまう傾向があります。
しかし、思い込みによる考え損な場合も、意外と多いのです。
わたしも何度もありました
しっかり気持ちを伝えてあげることで、エンパスは安心できて考えすぎることも減ります。
周囲が受け入れてくれるだけでエンパスは嬉しい
ここまで、エンパス体質の人とどのように付き合っていけばいいのかをお話しました。
最近は、HSPやエンパスなど、さまざまな気質が取り上げられていますが、気質はあくまでも気質。
その気質に自ら縛られることなく、自分でケアをしながらエンパス体質とうまく付き合っていくべきだと、わたしは考えています。
結局は、自分次第です!
なので周囲は、自分と向き合うきっかけを作ってあげたり、環境を整えてあげることだけで充分だと思うのです。
理解して受け入れてくれるだけで、エンパスは救われます。
エンパス体質の人との付き合い方で悩んでいる人は、あまり気負いすぎないでほしいです。
まとめ:エンパス体質の人との付き合い方で大切な5つのこと
①エンパス体質を理解する
②自分の感情に気付くきっかけ作り
③一人の時間を確保してあげる
④リラックスできることを一緒にする
⑤しっかり気持ちを伝える
エンパスとの関係を築くうえで、ぜひお役立てください。
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